JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会
JFA 第45回全日本U-12サッカー選手権大会
レジスタ×鹿島アントラーズ
優勝 レジスタFC
中城勉 監督(レジスタFC/埼玉)
準決勝の横河武蔵野FC U-12との試合で一つの大きな壁を乗り越えられたことが自信につながり、今日の試合でも堂々とやろうという話をしていました。立ち上がりはお互いに良さを出せないと思っていましたが、そういうときこそ基本に立ち返って、相手より走るとか、球際に負けない。切り替えを速くする。最後まで諦めずに戦ってくれたことが、勝ちにつながったと思います。
五十嵐陵 選手(レジスタFC/埼玉)
自分たちはサイドが強いのでサイドから行くことと、GKのこぼれ球は狙っていました。守備のところでは競り合わなければいけないと思っていましたので、チャレンジしてボールを取りに行きました。積極的に自分たちからプレーして、球際と切り替えに強いレジスタのサッカーをやり抜き、最終的にベンチの人も、試合に出ている人も、全員で戦えたと思います。
中野洋司 監督(鹿島アントラーズジュニア/茨城)
なかなか良い形でボールが奪えず、どうしても低い位置で取ることが多くなりました。何本かは高い位置に入ることはできましたが、相手からの圧をかわし切れなかった部分がありました。ただ、決勝で負けたという悔しさは、決勝に進んだ人たちにしか経験できないメンタリティーです。それを成長につなげられればと思います。
小笠原央 選手(鹿島アントラーズジュニア/茨城)
ボールを前に付けても相手にはね返されたりして、得点が取れずに負けたのはとても悔しいです。このメンバーで戦うのが最後でしたが、みんなで協力してここまで来たことを、しっかりいろいろなところで生かしていきたいと思います。もっと自分が点を取って、こういうときにチームを助けられる選手になれるようにしていきたいです。
技術的なことももちろん教えますが、競技人生は短いですから、やめたときに何が残るかということを考えていまして、人間性を大事にしています。真面目に一生懸命やるとか、粘り強くがんばるとか、子どもたちにはメンタルの部分について繰り返し言い聞かせます。社会に出ても粘り強さというのは、いろんなことをやるうえで大事なところなのかなと思うので。